スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2008年06月25日

こんばっと・まぐなむ。


 貰い物第4弾・タナカワークス製S&W・M19 4inchでございます。
 もちろんペガサス。ABS製。

 要は「次元のマグナム」ですね。あと70~80年代の「アメリカのお巡りさん」ってイメージがあります。
 戦前どころか19世紀(1899年発売)の「ミリタリー&ポリス」から続く、S&W伝統のスタンダードサイズ・Kフレーム。大き過ぎず小さ過ぎず、本当に丁度いいサイズです。「リボルバーの中のリボルバー」ですね。こりゃー次元じゃなくても使いやすかろう、てなもんです。



 .44マグナムのNフレーム(M29)と.357マグナムのKフレーム(M19)を比べるとこんな感じ。同じ「マグナム」っても、この通り全然違います。逆に言えば、「次元のマグナムは実はそんなに強力な銃じゃない」って事ですね。必要十分な威力と取り回しの良さを気に入り愛銃に選択した……とか想像すると、流石だ次元!とか思えて来ません?

 ちなみに、Kフレームは元々.38スペシャル弾(いわゆる「38口径」、お巡りさんがよく使ってる弾)に合わせたサイズ。.38スペシャルをちょっと長くして強力にしたのが. 357マグナム弾なので、フレーム寸法自体はKフレームのままで対応できた訳ですね。
 が、そもそも最初の.357マグナム銃はNフレームのM27。あの大型フレームが必要だった強力なパワーを小さいフレームで受け止めようってんですから、当然無理が出る。つまりKフレームで.357マグナムをバカスカ撃ったりすると、強度面でちょっと不安があったのですね。(実際事故が多発した訳じゃないっぽいですし、あの訴訟社会で.357マグナム対応を謳って継続販売できた事からして、あくまで「不安」というレベルだったのでしょうが) それでもM27に遅れる事20年(1935→1955)、ようやくM19発売に漕ぎ着けたのは、ひとえに「小型の.357マグナム銃が欲しい」とみんなが望んでいたからに他なりません。
 必要なのは、Nフレームの強度と、Kフレームのコンパクトさ。
 S&W自身、M19については「結構無茶してるよなー」と自覚していたのでしょう。そこで1980年に登場したのが、.357マグナム専用の「Lフレーム」、M586/686でした。


 M586・3inch(MGCモデルガン)との比較。シリンダーの太さの違いに注目。Lフレームはゴツく逞しく、それに比べるとKフレームはかなりスリムです。
 要は、Nフレームをちょこっと広げて、より太いシリンダーを入れたものがLフレーム。これで心置きなく.357マグナムが撃てるぜ!という安心感、あとパイソンのパク(ryなフルレングスアンダーラグのカッコ良さも相まって目論見通りヒットし、ついにはパイソン、ひいてはコルト・リボルバーに止めを差してしまいましたとさ。

 ……が、時代の流れとは無情な物。
 90年代に入り、金属処理技術の発達により、.357マグナムが問題なく撃てる強度がKフレームでも確保できるようになってしまいました。どころか、今じゃさらに小さいJフレームでも堂々と.357マグナム対応を謳って販売されてたりします。すげーや。
 こうして、「Kで行けるなら、Lって何なのさ?」と一時微妙な存在になってしまったLフレームですが、大柄なシリンダーを生かして装弾数を増やしたいわゆる“7ショット”モデルに発展して生き残りを図っている最中。またコンパクトサイズに.357magの火力を得たJフレームは護身用として相変わらず販売好調。リボルバー自体が微妙になって来た事もあり、両者に挟まれて中途半端になってしまったKフレームが再び圧されつつある……というのが今まさに現在、リアルタイムの状況です。

 閑話休題。


 Kフレームって事でスリムなのはいいんですが、4inch銃身は「もう一声」って感じ。確かにカッコ的なバランスではベストなんでしょうが、ちょっとクラシカルなカッコ良さという気がします。今の感覚なら、せっかくフレームがスリムなんだしもうちょっとコンパクトだったら嵩張らなくていいのになー、って所でしょうか。


 トリガータッチはイマイチ。M29に比べてダブルアクションが妙に重いし、「チチバン」ができません。「チバン」になっちゃってます。シリンダーを回すハンドの動きが足りないらしくて、シリンダーロックと同時にハンマーダウンしてます。
 タナカのKフレームはどれもこんな感じらしいです。ペガサスでは最初期の設計なので、まだこなれてなかったって事なんでしょうね。


 そして妙に重いダブルアクションの元凶がコレ。フォーシングコーンがバネ仕掛けの可動式になってまして、シリンダーの穴に嵌り込むようになってます。リボルバーの構造上の欠点である、シリンダー/バレル間の隙間によるガスパワーの損失(これは実銃も一緒)を無くす狙いだと思いますが、おかげでシリンダー回転に余計な抵抗がかかるようになってしまってます。故にダブルアクションが重くなる、と。
 これもやっぱり、ペガサス初期故の試行錯誤だったんでしょうね。設計の新しいKフレーム以後、またKフレームでも後に発売されたモデルでは、スッパリ廃止されてます。
 トリガータッチ改善のため、フォーシングコーンを削る(性能は低下。アクションを楽しむなら良し)という手があるらしいですが、そこまではやらないつもり。とりあえず、ハンマースプリングのテンションをギリギリまで弱くして多少改善しときました。


 M29と同じく、パーティングラインばっちり。うーむ。


 ターゲットタイプのプラグリ。
 M29でも感じたんですが、手が小さ気味なのでターゲットタイプはちょっと太すぎて馴染まないです。
 じゃあ換えるか、と言っても、この4インチM19に合わせてカッコ良さそうなグリップがちょっと思い付きません。S&Wの長銃身リボルバー、特にM19と言えばグリップ込みでこのスタイル!って刷り込みがありまして……「これぞS&W」っていう。いっそ、ターゲットタイプの木グリか?しかし実はこれが難しい。タナカ純正やマルベリーはなかなか売ってませんし、S&W純正は何故か目が飛び出るようなボッタクリ価格。
 まー、このままでいっか……。
 あ、ちなみに親指乗せる所がM29のと形が違ってますが、これはスピードローダーに対応した形状だそうです。こっちの方が新しい形状って事ですね。詳しくはこちら。
 http://www7a.biglobe.ne.jp/~yon-yon/collection/others/sw_grip/index.html

 うーん、何だかネガティブな事ばっかり書いてるなあ。
 でも、気に入ってますよ。いやホントに。
 銃としてはすでに時代遅れでクラシックの部類ですが、言ってしまえばコルトSAAの境地に入りつつある存在だと思う訳ですよ。そういうクラシック故のカッコ良さ、銀幕のスターとしてのカッコ良さ、ってのがある銃だよなー、と。
 ま、カッコいいもんはカッコいいって事で。  


Posted by 水野。  at 05:06Comments(0)タナカワークス

2008年06月14日

ふぉーてぃふぉー・まぐなむ。


 貰い物第二弾。タナカワークスのS&W・M29クラシック6.5inchでございます。ペガサス・システムでございますね。
 これは嬉しい。欲しかったんですよ、これ。
 男なら、一丁は持ちたや44マグナム。で、映画マンガ至る所で出てくる44マグナムとは即ちノーマルのM29(M629)な訳ですが、それはちょっとなぁ、と。なんか有名過ぎて手垢付き過ぎだし、あとスタイルがヒョロ長くてどうも「強そう」な感じがしない。
 そこでこちら、「Classic」ですよ。
 初めて目にしたのは、80年代半ばの「GUN」誌でだったでしょうか。多分発売間もない時期での紹介だったんでしょう。


 フルレングスのアンダーラグ。これ、これですよ。
 パイソンのパクりとも言われますが、ともかくS&WとしてはM586に続く採用。ガッチリとして、それでいて真っ直ぐでスマート。美しいです。強そうです。一目見て「これだ!」と。やられましたよ、ズガーン!と。バレルを重くしてフロントヘビーにってのも、反動の強い強力な弾を撃つ銃としては理に敵ってる気がします。比較的新しいモデルなんでちょっとマイナーって所もイイ。w
 てな感じで憧れ続けて十ウン年。銃趣味が復活してからも、M29買うとしたらノーマルじゃなくてクラシックだ!と心に決めておりました。そこへ、偶然入手ですよ。それも、長くなく短くなく、自分的ベストサイズの6.5インチ銃身と来ましたよ。盆と正月。神様ありがとう。


 ちなみに、入手した時はこの姿。
 スモーキーズガンファクトリー製・パサディナカスタムバレル付き。アルミ削り出しでエッジが指切れそうだし、重量感たっぷりで本体がABSな分余計効いてるし、これはこれで良いものでした。が、元のクラシックバレルもちゃんと付いてましたんで、それならやっぱりそっちを……って事で、戻させて頂きました。



 ペガサス・システムですんで、ガスガンとしてのメカは全てこのシリンダー内に収まっております。回転するのはガワだけで、中身のガスタンク・バルブ・マガジンは固定。BB弾は前から、ガスは後ろから詰めます。
 カートリッジのモールドはあるけどリアルじゃない、前から見ると萎える……という声もありますし、確かにそれは欠点。しかしその代わり固定スライド並の(理論上)安定した実写性能と驚異的な燃費が得られていますし、そして何より、フレーム側が(ほぼ)実銃通りの構造!というメリットは絶大だと思うのです。
 いやー、手に取って解りましたが、よくできてますよ、これ。よくこんなもん考えついたもんだ……



 ペガサスの効果覿面。トリガーとハンマーのタッチが素晴らしいんですよホント。
 ダブルアクションでトリガーを引いて行くと、一旦引っ込んだシリンダーストップが戻りシリンダーに当たる(”チッ”音1回目)→シリンダーが回転しシリンダーストップが穴にはまり込んでロック(”チッ”音2回目)→ハンマーが落ちる、という具合。それぞれのタイミングがちゃんと間隔開いてるし、トリガーの引き味も軽くスムーズなんで、”チッ”音を計りながら引けます。途中で止めるのも自由自在。
 そうか、これが世に名高いS&Wの”チチバン”か!と感動・納得。この完全再現は素晴らしいと思います。
 ちなみに、トリガーはワイドでグルーブ無しのツルツル。これがまた引きやすい事……。


 うっ……パーティングライン、ばっちり。
 ABS版なので仕方ないか。HW版はちゃんと消されてるらしいです。


 S&Wエンブレムはここ、右サイドプレートに大きく入ってます。年代によって入る場所と大きさが変わってるらしいです、S&Wリボルバーって。


 ターゲットタイプの標準プラグリ。
 まあ悪くはないんですが、できれば木グリに換えてみたい所。それも、ノーマルM29の印象が強いターゲットタイプじゃなくて、フィンガーグループタイプに。ホーグのラバグリでもいいかも。

 むかーし、子供の頃に組み立てキットのM29(メーカーどこだったんだろう)で遊んでた記憶があります。その頃は「44マグナム」の巨大さに驚き、しがみ付くようにグリップしてたもんですが、今改めて手にした「44マグナム」は「あれ、こんなもん?」と意外に小さく感じました。
 「強力な弾を発射する銃を比較的コンパクトに作れる」(デザートイーグルと比べてごらんなさいな)というリボルバーのメリットを実感すると共に、自分の肉体の成長ぶり、そして流れた月日を思い知らされる次第です。
  


Posted by 水野。  at 00:04Comments(0)タナカワークス

2008年06月10日

とかれふ。


 えー、という訳で貰い物第一弾、ハドソン産業謹製・トカレフTT-33でございます。モデルガンでなくて、悪名高きガスブロの方。……いや悪名は似たようなもんですが。

 まあ、実銃に関しては細かい説明は不要でしょう。悪い意味で有名ですし。ただ、悪いイメージだけで語ったのではこの名銃に対し失礼である!と強く言いたい。なのでちょっと擁護。
 まず、主に暴力団により大量に国内に流れ込んだ銃なのは事実です。が、正確に言えばそれはこのソ連製オリジナル・トカレフではありません。中国がライセンス生産したコピーモデル(五四式)です。トカレフもソ連も無関係、文句は中国に言って下さい中国に。だいたいオリジナルはとっくの昔(1950年代)に制式拳銃じゃなくなって生産終了してますってば。日本に流れてきた時代と辻褄が合わないじゃないですか。
 いや、まあ、後継で制式になったマカロフがつい最近制式から外れましてね?使わなくなったのが大量にダブついたんですわ。で、もうソ連じゃなくなってカオスになってますんで横流しされまくりで、丁度今現在トカレフを超える勢いでロシアから流れ込んでおる訳ですが……

 閑話休題、二つ目。
 有名ですが、この銃、マニュアルセフティが存在しません。マガジン入れて初弾装填したら最後、もう撃つしかありません。ハーフコックで止められはしますが、指デコ必須って超危険だし事実上未装填状態で持ち歩けと。激しく不便だし危険だし、事実暴発事故続出だったらしいです。
 が、実際戦場じゃ拳銃抜いて初段装填する状況なら即座に撃って全弾打ち切るだろ常考、という大雑把なゴフンゲフンシンプルな割り切りではあります。何よりセフティが無い分パーツも加工も劇的に少なくできる訳で、とにかく生産性最優先を貫いた結果なんでしょう。一見イイカゲンに見えて、これはこれで立派に筋の通った考え抜かれたコンセプトだと思うのですがどうでしょう。通す方向が斜め上なだけで。大体T-34とかJS-3とかMig-25とか、ロシア人の作るモノの「確かにスゴいんだけど何だかとってもスットコドッコイ」ぶりが解ってれば、トカレフだって別に驚くような設計じゃないでしょ?ね?
 あと、あくまで物騒な時代故にこういう設計で良しとされたのであって、滅多に撃たないであろう平時にコレはマズい、というのはちゃんと解ってたはずです。戦後早い時期に制式から外れたって事実はその証明だと思うのです。


 ハンマーとスライドセレーション。
 フレームとスライドが大きく後ろに伸びてハンマーを覆ってますが、厚着の懐に入れてもハンマーが引っかからないように、という配慮らしいです。似たような考えの現代ガバのリングハンマー+ビーバーテイルなんかと比べるとえらく大雑把なゴフンゲフンシンプルなデザインですこと。
 スライドセレーション、これも同じく分厚い手袋してても掴みやすいようにこの形、だそうです。トカレフのチャームポイントな訳ですが、戦時生産モデルでは生産性向上のため普通のヤスリ状に変わっております。そう複雑な形状でもないのに、これでもまだ我慢できなかったらしいです。


 トリガー。タッチ最悪。「どんがらがっしゃーん」までは行かないにせよ、「ばきーっ」て感じです。シングルアクションだし、もっとソフトに軽くできるはずなのに、どういう設計してんのよハドソン。
 ……あれ?
 ちょ、ちょっと待って。
 ……このタッチが実銃通りらしいです。
 流石だロシア人orz
 その上のデザインの欠片も無いゴフンゲフン銀色のパーツは、スライドストップを固定するための割りピン。後ろの棒が支点になってて、前のスライドストップ軸を噛んでます。これを後ろにずらせばスライドストップが抜けて分解できます。スルッと。本当にこれだけで固定してます。
 ちなみに分解の度にこのピンを「ぐりっ!」と引っ張る事になるんで、使い込んだトカレフは例外なくピンの後ろのフレームに傷が付いてます。そうなった方がいかにもトカレフらしいんですが、ハドソンのHW材は丈夫なのか、なかなか傷つきません。
 うん……いいんですよ、質感も。流石はモデルガンメーカー。


 で、アッと言う間に分解。ちょお簡単。
 実銃だと、この後ハンマー周りが「ごそっ」「すぽっ」とフレームから抜けるんですが、このガスガンではそれは無理。丁度ハンマー軸あたりにあるピン、実銃にはありませんからきっとこれで止まってるんでしょうね。


 グリップ。ネジ止めじゃなくて、真ん中のレバーを回すだけで脱着できます。実銃を見事に再現しております(本物はウェイト入ってませんけど)。そうまでしてシンプルにするか、というトカレフの萌えポイントな訳ですが……待てよ、普通にネジにした方が部品は減るような気がしますよ?
 これはアレですね、「ネジとネジ穴のピッチを合わせる自信が無かった」のではないか、というのが私の説なのですが。真相やいかに。


 という事で、2ショットはM1911A1と。外観は結構違いますが、中のアクションはほぼガバのコピーというのは有名な話。これもまた「コピー・ガバ」である訳です。


 しかし、妙に手に馴染みます。グリップのサイズが丁度いいです。薄くて嵩張らないし、とってもいい感じ。
 何気に、日本人の体格にベストマッチの銃なんじゃないかとすら思えて来ます。
 ……閃いた。「トカレフ・コンパクト」!

 1.バレル/スライドを短縮。グリップはそのまま。
 2.口径拡大。今時7.62mm×25はないわ。バレルが細くギリギリっぽいので難しそうだけど、.32ACPなら行けるか?
 3.当然、マニュアルセフティ追加。

 これで、日本のお巡りさんには丁度いい銃になると思うのですが、いかに。
 ……ああっ!でもシングルアクションじゃん!ダメじゃん!

 で、これを貰う際に「動作不可」と聞いておりまして、とりあえず試してみた訳ですよ。
 初段ブローバック!……と同時に生ガスが上にぶしゅー!……
 これ後期型のはずだからひょっとしたら……と思ってたが甘かった(前期型はほぼ100%動かなかったらしい)。これはあれか、ブローバックした後のバルブ閉鎖(ガスカット)が上手く言ってないって事か。マガジンのバルブ本体か、それともフレーム側のメカの問題か?とりあえずバルブ換えるかマガジン換えるか……いずれやってみますかね、いずれ。
 とりあえず、弄って楽しむだけなら質感はいいし手に馴染むし、かなり満足。やるなハドソン。
 これで信頼性があればねぇ…… 
  


Posted by 水野。  at 00:56Comments(0)ハドソン産業

2008年06月09日

グロック26・スライド交換

 ご無沙汰でした。
 えー、予告の銃群はもう少々お待ちを。その前に。

 赤羽の某ショップ行ってきたんですわ、某ショップ。
 創業祭って事だったんですが目ぼしい物はなく、中古コーナー行ったらですね、こいつがあったんですわ。

 「グロック26用」と書いてはあったけどメーカー表記はなし。26ってマルイとKSCと2つあるぞ、どっちだ?マルイなら、持ってる奴が特にスライドがくたびれてるんで換えたい所なんだけどなあ……という事で店員さんに聞いてみたら、袋から取り出してあれこれ見回して「マルイです」と。何か怪しいなあ、大丈夫か?と思いつつ、安かったので即購入。本当にマルイだったら儲けもん、ぐらいの気持ち。しかし純正パーツもある所にはあるもんだ。
 ちなみに、思わぬ掘り出し物に当たった勢いで創業祭のクジに挑戦したら、2回引いてどっちもスカ。1000円が……ケッコウイタイorz


 帰ってみて、早速マルイのグロックを分解。スライドから(ちょっと苦労しつつ)ブリーチを外して、さあどうだ?


 ……当たり。本当にマルイG26のスライドでした。
 しかし、質感が全然違うなあ。今まで付いてた奴って、塗装が全部落ちてるじゃないですか。まあ確かに中古なので当然っちゃ当然なんですが、前ユーザーは相当酷使してたみたいです。


 テキパキと組んで、完成。実射も問題なし。リニューアル完了。
 マットな感じがいいですねぇ。えがったえがった。
  


Posted by 水野。  at 01:31Comments(0)東京マルイ

2008年05月19日

うふふふふ♪(次回予告)



 何かいきなり5丁もお迎えしてしまいましたよ。
 何故か、ロハで。
 囲まれております。ハーレムです。

 うふふ、うふふふふ♪
 あー、幸せ。

 さー、これから一丁ずつここで書いてきますよ。
 請うご期待。

  


Posted by 水野。  at 01:16Comments(0)

2008年05月04日

ぐらないと・しりーず・れいる。


 という訳で、ウェスタンアームズ謹製・SIGARMS GSRでございます。

 買ったのはアンダーマウントレール付きの「ぐらないと・しりーず・れいる」の方。オールABSのマグナテック、スライドHWがブラックと2トーンの2種、そして最近出たオールHWと4種類ありますが、マグナテックは安く買えるのはいいんだけどもう写真で見るだけでも外観がしょんぼりなのが気になるし、オールHWは何その値段ふざけてんのってぐらい高価過ぎ、2トーンは綺麗なんだけど実銃にはない、という事でブラックのスライドHWを狙ってました。が、タマ数が少ない……いや普通にどこでも売ってるから買えよって話なんですが、ケチ根性で粘ってる間に2ヶ月経過。いいかげん諦めて腐るほど出回ってるマグナテック買おうかとまで思いましたが、運良く出物を見つけてヤフオクにて12.5K円で落札。あー、いい買い物。
 ともかくこんな感じで、「れいる」の方はどのモデルも帯に短し襷に長しなんですよねー。レール無しの「ぐらないと・しりーず・れぼりゅーしょん」の方が、そこそこの値段だし木グリも付いてるし商品としてのバランスはいいと思います。が、これじゃフレームから下が普通のガバと変わんないじゃないのよ、という……。

 で、実銃の話。
 早い話が「SIGの作ったガバメント」ですね。SIG/SAUERアメリカ法人であるSIGARMS社の独自開発による製品、でいいのかな。確か2004年発売だから、バリバリの最新モデル。SIGの45口径ならP220があるのに何でわざわざこんな物を作らにゃならんかったかと言うと、要するに「しゃーねーじゃん、メリケン人ってガバしか買わねーんだもん」って事なんでしょうね。
 マンガアニメ・ゲームでの露出はこれまで無きに等しかったですが、6月発売のMSG4に登場との事。一般向け販売は好調らしいんですが、警察・軍などの公的機関への採用例がなく、「戦場」のイメージがあまりがないこの銃をあえて選んだのは意外です。キンバーかSFAでいいじゃんねえ。
 うーん、これでバイオハザードみたく俄ファンが増えるのか……ちょっと、複雑。

 すでに書いてますが、「GSR」は「Granite Series Rail」の略だそうで。Graniteってのは御影石の事で、SIGARMS社の所在地・ニューハンプシャー州の別名(御影石の州)にちなんだそうな。それにしてもこの略称、何だか無理矢理な気がするのは私だけでしょうか。ただ単に「G・S・R」って名前にしたかっただけちゃうんかと。「Advanced Satellite for Cosmology and Astrophysics」=ASCAで人工衛星「あすか」、みたいな。あとレール無しのモデルが後から出たんで今は「Granite Series Revolution」の略って事に変更されたみたいですが、GSRにレボリューションでさらに三菱な、っつうかランエボなネーミングになってしまったと言う。
 さらに問題なのが「Granite」を何と読むか。ぐらにて?ぐらにっと?いや、昔Intelのチップセットに「E7205」ってのがありまして、これのコードネームが「Granite Bay」っつったんですわ。Intelのチップセットとして初めてデュアルチャネルDDR SDRAMに対応し、RDRAM終了を決定付けたモノな訳ですが、当時は秋葉のショップに行っては「ぐらないと・べいマダー?チンチン」って話を店員さんとしてた訳ですよ。その頃の呼称が「ぐらないと・べい」だったんで、私はこれも「ぐらないと・しりーず・れいる」と呼ぶことにしております。
 ……脱線した。

 欲しかったんですよ、GSR。WAのおかげでガバ・クローンも選り取りみどりですが、まず買うとしたらGSRだと思ってました。理由は、一番「ガバだけど、ガバじゃない」から、オリジナルデザインから一番かけ離れた異形のガバだから、です。
  » 続きを読む


Posted by 水野。  at 17:48Comments(0)WA

2008年05月01日

次回予告。


 かなり時間が開いてしまいましたが、次回はコレ。コレです。
 近日公開予定。  


Posted by 水野。  at 21:42Comments(0)WA

2008年03月06日

M1911A1。


 という訳で、東京マルイ・M1911A1です。
 これを「ガバメント」と呼ぶのは正確には間違い。でも馴染みを重視してここではガバとも呼びます。悪しからず。

 で、何でまたマルイなのかと言う事から。ガバと言えばまずWAでしょうにね。
 別に金がない訳じゃないし安く買う方法はあるし、WA買っても良かったんですよ。実際、WAミリガバ買うギリギリまで行きましたから。しかしうっかりミスで買う機会を逃しまして、そこで一旦計画をリセットしてもう一度考えてみた訳です。
 実銃画像をあさって、WAの画像とマルイの画像とよーーーーーく見比べて睨めっこ。
 決め手になったのは、この辺り。
 http://taka25th.cathand.com/newpage248.htm
 あ、あれ? 実銃は意外とスリムだぞ、と。
 スライドの肉厚、ダストカバー下面~スライド上面の幅、そして何より、全体のプロポーションが。
 MGCガバ、そして今のWAガバを見慣れた目には、確かにマルイは異様に細く見えます。「実はマルイの方が正解に近い」と聞いてはいて、それでもどうも馴染めず半信半疑だったんですが、睨めっこしてるうちに「……マルイ、良くね?」と。
 レールが薄い、メカ部いろいろおかしい、その他いろいろトイガンアレンジし過ぎ……全て承知しております。しかし、私が拘りたかったのはそういう細部ではなく、「全体のプロポーションが、どれだけ実銃のフォルムに近いか」、つまり「いかに、“らしい”か」って事だった訳ですよ。
 故に今回は、マルイを選択させて頂きました。せっかく選択肢がある事ですしね。他の、例えばカスタムメーカー系ガバだったら、そりゃ普通にWAなんですけどね。


 いやしかし、これはいいものですよ。
 パーカライズが激渋。重量感も上々。スライド引けば確かな硬質感。ハンマーのクリックもカチッと決まる。
 あとマルイの何がいいって、雑に扱っても心が痛まない所(笑)。値段的な意味ではなく、頑丈な造りでラフな使用に耐えられそうな印象があります。あくまで印象ですが、でもグロックなんか実際かなり頑丈ですし。この「雑に扱える」ってのは、ガバメント、特にミリガバではかなり重要じゃないかと思います。実銃がそういう銃ですもんね。
 これが1万円しないってのは、素晴らしい。いい買い物です。



 一般的に「マルイはリアルじゃない」と言われるところの最たる理由がこの辺ですよね。スライドのサイド面が狭過ぎる、フレームがハイグリップ仕様になってる(ここ、トリガーガード付根の事ですよね?)、と。
 まずスライドですが、いろいろ実銃画像見る限り、この位狭いの「も」存在します。というか、確かにもっと広い、それこそKSCミリガバぐらいの「も」あったりして、マチマチなんですよね(笑)。まあバカみたいに大量生産された銃ですから、生産工場・ロットの違いで外形の差異が存在する、という事でFAなんじゃないでしょうか。
 とりあえず、スライド全体の上下幅に関しては、マルイは概ね正確っぽいです。上面のアールをキツく取っているのでサイドが狭くなり、その分「細く見える」って事でしょう。もう少しアールを緩めにしていれば、日本トイガンファン一般のイメージ的には「それっぽく」なったと思います。繰り返しますが、現状間違いではないっぽいんですけどね。
 そしてハイグリップフレーム。これは……どうなんだろう。ちょっと調べてみても、この部分の実物アップ画像が見つからないんですよね。些細なアレンジという気もするし、大間違いな気もするし、スライド同様「こういうタイプもある」と言う事ならそんな気もするし……何とも言えませんね。



 イジェクションポートとマズルフェイス。スライドの肉厚の薄さに注目、実銃もこんな感じです。ただ……若干薄過ぎるかな、という気はします。もう気持ち、気持ちだけ厚ければ良かったかも。
 ちなみにアウターバレル、パーティングラインが残ってます。そう目立つわけじゃないですが、しかし全体に安っぽく見える気が、若干、するのは事実。他が良くできてるだけに、メタルアウターバレルを買ってしまいたい衝動がふつふつと沸いてきて困ります。重量も増えてくれるだろうし……。


 これも、マルイミリガバと言えば……というぐらいよく言われております、金属パーツの色合い。確かに黒過ぎます。本体と合ってなくて浮いてしまってます。光の具合もあるし、慣れてしまえば言われるほど気にはならないのですが、やっぱり残念な所ではあります。
 どっかのパーツ屋さん、ミリガバらしくない形状違いとかじゃなくて、本体色に合わせたリアルカラーのスライドストップ/セフティとか作ってくれませんかねー。買いますよ?




 刻印。奇麗です。が、奇麗過ぎて目立ち過ぎる……というのは贅沢でしょうか(笑)。もうちょいやっつけのオザナリな感じだとミリガバらしい気がします。
 もっと言えば、恐ろしく素っ気ない刻印の他社生産モデルなら、よりそれっぽくてなお良しなのですが。バリエーション展開……は無理か。MGCがモデルガンでやって失敗してるらしいですし(買っときゃ良かった!)。
 なのでどっかのパーツ屋さん、他社刻印スライド出してくれませんかねー。別にメタルじゃなくてもいいんで、色さえ合っててくれればABSでいいんで。レミントンランドとシンガーは買いますから。



 前後サイトはこんなもん。ちっちゃいです。前はともかく、後ろの溝の狭さが酷い。こっ……これで狙えというのは、ちょっと……当時はどの銃もこんなもんなので、仕方ないんですけどね。また、これもマルイミリガバの欠点として言われる事がある前サイトの形状(半円形じゃない)ですが、この形「も」正解です。こういうタイプ「も」あります。


 ショートなトリガー。素ガバと言えばこのスタイルですね。ストロークめちゃ短いしチェッカリングの手触りもいいし、なかなか良い感触です。ただ、いくら何でももーーーちょっと長い方が使いやすかろう、とは思うところ。


 グリップ。ランナーの跡が残ってたりあまり上等な物ではありませんが、とりあえず替える気なし。裏にウェイトがみっちり入ってるので替えると重量が悲しい事に……というのもあるんですが、何より、実銃も戦中モデルはプラスチックだから!木グリは逆に考証的に間違いという……。ウェイトの入る木グリならまだ考えなくもないんですが。当然フルチェッカーで。どっかから出てたりするんですかね?


 最後に、MGCのモデルガン・M1991A1と並べて。
 この間90年。(いや正確には違うけど)
 生誕100年の2011年には、実銃界もトイガン界もいろいろ動きがあるんでしょうね。今から結構楽しみです。

 うーん、しかし、ガバはいい。
 とりあえずオリジンは手に入れたって事で、今度は進化型を買いたい気持ちがムラムラと。スプリングフィールド・アーモリーとキンバーは1丁は押さえとくべきなんだろうな。
 ホント、ガバ道は冥府魔道だぜフゥーハハーハー!  


Posted by 水野。  at 03:37Comments(0)東京マルイ

2008年03月03日

次回予告



 マルイのM1911A1ゲット。赤羽フロンティア週末特価で8800円なり。久しぶりに新品で買った……
 うーむ、これはいいものですよ。

 詳しくは、近日中に。  


Posted by 水野。  at 02:57Comments(0)東京マルイ

2008年02月07日

ぱふぉーまんす・せんたー。



 KSCのガスブロ、S&Wパフォーマンスセンター・M945コンパクトでございます。いろいろ調べても悪く言ってる人がほとんどいない、KSCの最高傑作とまで言われる一品であります。

 5インチフルサイズとコンパクト、ブラックとシルバー、ついでにセレーション形状でいくつかバリエーションが用意されておりますが、5インチはちょっと大味過ぎて好みから外れるのでコンパクトを、表面仕上げが極上との評判を聞いていたのでシルバーを選択。 
 実は前のShorty.40の時、キャラが被るんでどっち買おうかと結構悩みました。で、そいつがいろんな意味でしょんぼりだったので、リベンジの意味を込めて結局両方買う事に。いや悪くはないし好きなんだけどね、Shorty.40。今回は中古ショップで通販。1.3k円なり。

 ちなみにパフォーマンスセンターってのは、S&W内の腕利き職人チームだそうで、BMWとM gmbhの関係……と言って解る人がどれだけいるんだか。あるいはスバルとSTIとか、日産とニスモとか……これはちょっと離れすぎてるか。とにかく、大量生産の本隊とは別に、少量生産の高級モデルを作る部署、と。
 で、このM945、実銃は中身のメカがまんまガバメント。よりによってS&Wが、永遠のライバルたるコルトの象徴・ガバメントのクローンを作るかよ、と発表時はかなり物議を醸したらしいです。が、フルコピーという訳でもありませんで、フレームデザインはしっかりS&Wオートの意匠を受け継いでいるのが解ります。さらに、ガバメントのパテントが切れる(1986年)と「SW1911」なる本当のフルコピー・ガバメントを売り出しておりまして、M945はまだマシだったというオチが。

 閑話休題。それはさておきKSCガスブロの話。

 いや、しかし、
 美しい。

 めちゃくちゃ奇麗なシルバーです。ムラ皆無。




 刻印も細く薄くカッチリ入ってます。スライドにうっすら残る加工跡がお解りいただけますでしょうか。


 M945シリーズのデザインアクセント、スライドの鱗状セレーション。エッジが立ちまくりで指が切れそうです。(大袈裟)


 チェンバー部分。下にある切れ込みは、弾が装填されてるのを確認するための覗き窓。勿論ガスガンでは無意味。でも、ある。


 スライド先端、バレルを支える箇所(バレルブッシング)はこんな構造になっておりまして、「スフェリカル・ブッシング」と言うそうです。
 大抵のオート拳銃は、ブローバックするとバレルが上を向くようになっております(例外あり)。するとブッシングには、その角度の変化を吸収しつつバレルを出し入れできるように隙間が必要になるのですが、その分バレルの固定が甘くなり命中精度が低下する事になります。それでも必要充分な精度は出せるし普通は気にされないのですが、そこに拘ってみたのがパフォーマンス・センター。ブッシングを二重構造にして内側をクルクル回るようにし、バレルを常にしっかり保持できるようにした……というもの。そしてそれをオモチャで完全再現したKSC。
 ……うん。どっちも馬鹿。(褒め言葉)


 KSC名物、自社ロゴ隠し。スライドストップを外した裏に入ってます。


 セクシーショット……のつもり。グッと来ない?来ませんか?そうですか。
 コンパクト・オートって、この角度からの「短っ!」感がいいと思うのですが。

 グリップも、チェッカリング尖りまくりで木目もそれっぽくて、プラ製とは思えない。ハンマー起こした時の軽く硬いクリック感、トリガーのキレ、全てが素晴らしい。
 かなり満足です。これはいいものです。払った金が全然惜しくない。Czもそうだけど、奇麗過ぎて触るのに勇気が要るのが逆に難点。
 …うーん、もっと頑張れ、ウェスタンアームズ。

 最後の写真は、純S&WデザインのShorty.40とガバメントと並べて。間の子って事で。

 ここん所ズングリムックリ系が続いたので、次はそろそろでかい銃に戻る予定。  


Posted by 水野。  at 00:00Comments(0)KSC

2008年01月12日

しょーてぃー・ふぉーてぃ。



 ウェスタンアームズ謹製、S&W・Shorty.40でございます。初めてのWAがガバでもベレッタでもなくこれってどうなのよw 使用ごく僅かの美品、叩き合って1.3K円でゲット。……くっ、ちょっと高く付いた。
 でも欲しかったんですよ、これ。
 S&Wオートって好きなんですよ。ヨーロッパ現代オートみたいに、よく言えばアバンギャルド、悪く言えば「なんでこうなるの?」って意味不明のデザインでもなく、ガバメントみたいにゴツ過ぎ素っ気無さ過ぎアケスケ過ぎでもなく。スマートでスタイリッシュ、それでいていかついチャームポイントもあって、まさしく「これが『銃』」ってデザインじゃないですか。
 で、こいつはコンパクト/シルバーモデル。切り詰められたズングリムックリなスタイルが可愛らしいです。ブラックもあるけどシルバーを選択したのも大正解、S&Wオートはシルバーが似合います。が、よーく見るとそのシルバーが塗装丸出しでムラとかダマとか塗面荒れが結構……WAの表面仕上けはイマイチとは聞いてましたが、これ程とは。銃自体カッコいいからいいけどさ。

 さてS&Wオートのグリップと言えば「角材を握るが如し」と酷評されたりしますが、握った感触は意外に悪くない。確かに角ばってるけど太い訳ではないし、前面の滑り止めチェッカリングもよく効いてる。後ろが膨らんでないストレートグリップなんですが、半端な曲面でアシストしたりせず、手前で銃に合わせて握りやがれ、って潔さを感じます。実際、きちんと握ればピッタリ決まりますし、自分的には十分許容範囲。少なくともグロックよりは百倍マシだと思います(笑)。
 不安だったトリガーの位置も良好。引っかかりなくスパッと引けるダブルアクションのタッチがステキ。マガジンキャッチも何とか指が届く。スライドストップは残念ながら届かず……ですが、もうアメリカンオートじゃ諦めるしかないのかも。
 スライド引いた感触が妙にジャリジャリしてて、引き切った当たりがぐんにゃりしてるのはちと萎え。戻した時の「しゃきーん!」感はまあまあ。この点、これまで一番「がしゃっ!しゃきーん!」してるのがマルイのグロックってのはどういう事なのかと。いや確かに音はまんまプラスチックなんですが、感触の硬質感が。
 あと、セフティが固い!握ったまま親指でオンオフなんて絶対に無理。デコッキングの作動は完璧なのに勿体無い。それでもコツがあるのかも……と試行錯誤してたら、やっちゃいました。爪でガリッと。セレーションに見事に傷が……(しくしく)
 消せないにせよ、目立たないようにできんもんかとコンパウンドで磨いてみたら、ウエスが真っ黒に。こりゃーこのシルバーは本来の色合いじゃないな、と側面全体を一皮剥いてみたら、かなりテカテカになっちまいました。せっかくのマット風味が無くなって少し凹みましたが、綺麗っちゃ綺麗だし、ま、いっか。ちなみに傷は「多少」目立たなくはなりました。(しくしく)
 まあ、何にせよ好きな銃なんで、諸々の欠点も許せます。どうせ今じゃ純粋なS&WオートなんてWAのこいつの系列しかないしな!

 ズングリムックリ繋がりで、グロック26と並べて。

 ゴツめのコンパクトオートってステキ。  


Posted by 水野。  at 00:00Comments(0)WA

2007年12月12日

くぱぁ


 Cz75スライド交換修理の巻。
 割れてるよ!すっごい割れてるよ!
 スライドの片側のレールの縁で辛うじて繋がってるだけ。これ動作させてたらスライド吹っ飛んでたな。恐ろしや。
 一応、組む前に新スライドのガワだけをフレームにセットしてカシャカシャ動かして馴染ませておきましたが、それだけで十分スムーズだしガタもない。どんだけ精度高いんだかって話で、多分トカレフ(実銃)よりもずっと上と思われ。恐るべし日本の玩具。

 旧スライドの中から鰤、もといブリーチユニットを外すのにはちょいと神経を使います。ブローバックメカの中枢だし、傷付けたり変形させたりするとマズそうだし、慎重に。それさえ気を付ければ後は簡単で、意外にあっさり修理完了。
 こうなると、リコイルスプリングがちょいとヘタってるのが気になる。換えようかな……。とりあえず、心置きなくいじくれるようにはなったので満足。

 グリップも標準タイプになりました。うむ、Czはこうでなくては。
 形の関係か木グリより握りやすく感じるんですが、それにしても、こ、この握り心地の良さは……危険だ。ずっと握っていたい。禁断症状が出そう。

 うん。
 美しいね。Czは。  


Posted by 水野。  at 00:00Comments(0)KSC

2007年12月07日

OK、Czのスライド……


 とフレームとアウターバレル、入手。しかも2セット。
 必要なのはスライド1本だったんだけどね、だって全部セットで安かったんだもん……予備パーツが大いに越したことないよね、うん。標準グリップとローダーまで付いてきたし、安いよ、うん。まあ、ね。

 しかし届いた外装パーツと比べてみると、本体の方は前のオーナーが結構手を入れてたのが判ったり。厚ぼったい塗装が嫌だったのか、スライドは多分エッジを出すために研磨してる。アウターバレルも標準はテカテカなのに、これも研磨して艶消しヘアライン風仕上げにしてます。

 さて、組む前にスライドに磨きを入れときますか……  


Posted by 水野。  at 00:00Comments(0)KSC

2007年11月30日

しーぜっと。(はぁと)



 えー、KSCの、Cz75初期型でございます。某シカゴの賞金稼ぎの人ですね。ま、ベタだけどさ、1丁は持っとかんとね。
 現状、普通に流通してるガスブローバックCz75はこのKSC製が唯一。出せば売れそうなんですが、スチールでさえ強度ギリギリなのにABSじゃ何をかいわんや、でガスブロが作りにくいらしいです。ちなみにKSCといえばMGC残党。

 例によってヤフオク。CzともKSCともどっこにも書いてなかったので当初全く放置プレイ状態。マガジン形状でKSCのCzと見切り、ギリギリまで粘ってから突撃。残り5分から似たような輩と叩き合いになるも執念でゲット。8750円なり。べっ、別に悔しくなんかないんだからねっ! 普通に出品されてりゃ1万ウン千円は行ってたもん! ちょっと小傷はあるけど、気にしないもん!
 到着してみれば、まごうかたなきKSCのCz。メーカーロゴが見当たらないので探し回ったら、ありましたよ。グリップの中、フレームの内側に……よくもまあ隠すもんだ。

 これまでイメージとして、かなーりスレンダーで華奢な銃だと思ってましたが、現物を持ってみると「何だ、ハイパワーと似たようなもんじゃん」と……いや、まあ、ハイパワー自体かなりスリムな銃な訳で比べる対象が間違ってますわな。
 とにかく、「9mm専用!」っていうギリギリまで薄いスライドがステキ。現代オートがどんだけメタボってるのかと。やっぱり「バレルとマガジン換えるだけで.40S&W版作れたら楽じゃね?」とか「しょーがねーだろ、大口径厨のメリケン人が.45ACPしか買わねーんだもん」とか、そういう余計なことを考えてはいけないのですよ。
 仕上げはツルツルのピカピカ。おかげで木グリ付けててもまだ滑るのが困ったもんですが、綺麗です。ピアノみてーです。もったいなくて撃てねぇw
 うん、これは、いいものですよ。

 ……あ!スライド割れてる……
 くっそー!直す!直してやる!どっちみち標準グリップ欲しかったしな。KSCにパーツが残ってりゃいいんだが。
 ええい、この悔しさはタナカのハイパワーでも買って晴らすしかないか。(泥沼)

 しかし、初めての銃を説明書ナシでフィールドストリッピングできてしまう自分が嫌だ。  


Posted by 水野。  at 00:00Comments(0)KSC

2007年11月22日

にーにーろく。

 にーにー!にーにー!助けてにーにー!
 ・・・・・・どうもキレが悪いな。




 えー、ヤフオクでゲットしたタナカワークス製ブローバックガスガン、シグ/ザウアーP226でございます。現代オートの始祖でございますね。メディアへの露出は「ロボコップ」で死ぬ前のマーフィーが下げてたのが始めてだったような。
 しかしシグ/ザウアーと書くと何か違和感が。タイガーをティーガーとかティーゲルとかと呼ぶが如しで、ザウアーとかザウエルとかサワーとか、表記が定まっておりませぬ。あーもうシグだけでいいっしょ、シグで。どうせザウアーの方は輸出のための隠れ蓑なんだから。永世中立国ってこれだからやーね。

 うーん、メカメカしい銃ですな。結構大柄です。角ばったデザインで余計大きくなってます。正直もうちょいスリムな銃のが好きなんですが、今はみーんなこうだからなぁ。
 ……何これ!握りやすっ!
 ママ!スライドストップに指が届くよ!(ガバメントは届きません)
 ママ!マガジンキャッチに指が届くよ!(ハイパワーは届きません)
 がっ、その代わりダブルアクションだと……ちょっち……トリガーが……遠い。無念。やはり俺にはシングルアクションしかないのか。orz
 いや、ベレッタM92に比べりゃ100倍マシなんですけどね。あのグリップの太さは絶対女の子にはキツいと思うんだけどなあ。

 あとこのタナカ製品、仕上げ自体は結構いいんですが、どうにも「軽い」。スライドの感触なんてプラスチック丸出しで萎える萎える。マルイのグロックの方が上等ってどうなのよ。これは普通のABSだけど、ヘビーウェイト樹脂のモデルもあるからそっちなら多少良くなるのかな。HWモデルばかりが値が釣り上がる理由が解ったよ。
 あとトリガーの感触もなんかグニャッとしてて気持ち良くないなあ。

 まあでもこれで5000円台なら納得かな。握り心地がいいので結構気に入ってはいます。何だかんだで手には馴染むのよね。

 うーん、最終的にはKSCのCz75かタナカのハイパワーを買わなきゃ納得できんような気がしてきた。あとガバメントも一丁は買っとかなきゃだよなー。  


Posted by 水野。  at 00:00Comments(0)タナカワークス

2007年10月29日

ぐろっく。



 何か久しぶりに心の中のGUN道がムラムラと沸きあがり、ヤフオクで綾金マ……じゃなくて東京マルイのグロック26をゲット。
 KSCのソードカトラスが2丁セットでボロボロ出品されてるのにワラタ。みんなコスプレに使ったものと思われ。……そこでマルシンのP210を2丁でヤンマーニごっこをやる猛者が一人ぐらいはおらんのかったのかと。

 しっかしまぁ、相変わらず色気の欠片もない銃ですな、グロックって(笑)。
 思い出すのは、今は亡きMGCのグロック17。多分実家にまだあるはず。
 買ったのは高校の頃だったか。これを買った模型屋の息子が今じゃ若手有力株の落語家という。それはともかく何も考えずにバカスカ撃って楽しめる、いい銃でした。
 そもそも実銃からして「そういう銃」でバカ売れしてる訳でね。
 自動拳銃のフォーマットってのは、ジョン・ブローニングのティルトバレル・ショートリコイルとシングルアクション(ガバメント&ハイパワー)、ワルサーのダブルアクション(PPK&P38)が全て大戦間に出揃って、以来ずーーーーーっとそれらの組み合わせと焼き直しでやって来た訳ですね(一例として、ベレッタM92の中身はワルサーP38のほぼモロパクりだったりします)。まあ、間にSig/SauerP220系列のイジェクションポート・バレルロックとマニュアルセフティ無し/デコッキングオンリーという小革新はありましたが。
 で、それに久しぶりに革新をもたらしたのがグロックな訳です。確かに「美しい」とは言えないデザインではあるけれど、実用本位の思想を具現化したみたいで、これはこれで凄みがあってカッコ良いと思うのです。

 今回の「26」、服やバッグの中に隠し持てるように思いっきり小型化したというモデルでして、実際手のひらサイズでとっても可愛らしいです。が、角ばったデザインのおかげで「小さい」と言うよりズングリムックリ。
 JACのハイパワーMkIII、MGCのM1991A1(モデルガン)と並べるとこんな感じ。

 つか、どっちの会社ももう死亡してるってのが。あの頃はまさかマルイが業界トップになるとは思いもせなんだわ。  


Posted by 水野。  at 00:00Comments(0)東京マルイ