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Posted by ミリタリーブログ  at 

2008年05月04日

ぐらないと・しりーず・れいる。


 という訳で、ウェスタンアームズ謹製・SIGARMS GSRでございます。

 買ったのはアンダーマウントレール付きの「ぐらないと・しりーず・れいる」の方。オールABSのマグナテック、スライドHWがブラックと2トーンの2種、そして最近出たオールHWと4種類ありますが、マグナテックは安く買えるのはいいんだけどもう写真で見るだけでも外観がしょんぼりなのが気になるし、オールHWは何その値段ふざけてんのってぐらい高価過ぎ、2トーンは綺麗なんだけど実銃にはない、という事でブラックのスライドHWを狙ってました。が、タマ数が少ない……いや普通にどこでも売ってるから買えよって話なんですが、ケチ根性で粘ってる間に2ヶ月経過。いいかげん諦めて腐るほど出回ってるマグナテック買おうかとまで思いましたが、運良く出物を見つけてヤフオクにて12.5K円で落札。あー、いい買い物。
 ともかくこんな感じで、「れいる」の方はどのモデルも帯に短し襷に長しなんですよねー。レール無しの「ぐらないと・しりーず・れぼりゅーしょん」の方が、そこそこの値段だし木グリも付いてるし商品としてのバランスはいいと思います。が、これじゃフレームから下が普通のガバと変わんないじゃないのよ、という……。

 で、実銃の話。
 早い話が「SIGの作ったガバメント」ですね。SIG/SAUERアメリカ法人であるSIGARMS社の独自開発による製品、でいいのかな。確か2004年発売だから、バリバリの最新モデル。SIGの45口径ならP220があるのに何でわざわざこんな物を作らにゃならんかったかと言うと、要するに「しゃーねーじゃん、メリケン人ってガバしか買わねーんだもん」って事なんでしょうね。
 マンガアニメ・ゲームでの露出はこれまで無きに等しかったですが、6月発売のMSG4に登場との事。一般向け販売は好調らしいんですが、警察・軍などの公的機関への採用例がなく、「戦場」のイメージがあまりがないこの銃をあえて選んだのは意外です。キンバーかSFAでいいじゃんねえ。
 うーん、これでバイオハザードみたく俄ファンが増えるのか……ちょっと、複雑。

 すでに書いてますが、「GSR」は「Granite Series Rail」の略だそうで。Graniteってのは御影石の事で、SIGARMS社の所在地・ニューハンプシャー州の別名(御影石の州)にちなんだそうな。それにしてもこの略称、何だか無理矢理な気がするのは私だけでしょうか。ただ単に「G・S・R」って名前にしたかっただけちゃうんかと。「Advanced Satellite for Cosmology and Astrophysics」=ASCAで人工衛星「あすか」、みたいな。あとレール無しのモデルが後から出たんで今は「Granite Series Revolution」の略って事に変更されたみたいですが、GSRにレボリューションでさらに三菱な、っつうかランエボなネーミングになってしまったと言う。
 さらに問題なのが「Granite」を何と読むか。ぐらにて?ぐらにっと?いや、昔Intelのチップセットに「E7205」ってのがありまして、これのコードネームが「Granite Bay」っつったんですわ。Intelのチップセットとして初めてデュアルチャネルDDR SDRAMに対応し、RDRAM終了を決定付けたモノな訳ですが、当時は秋葉のショップに行っては「ぐらないと・べいマダー?チンチン」って話を店員さんとしてた訳ですよ。その頃の呼称が「ぐらないと・べい」だったんで、私はこれも「ぐらないと・しりーず・れいる」と呼ぶことにしております。
 ……脱線した。

 欲しかったんですよ、GSR。WAのおかげでガバ・クローンも選り取りみどりですが、まず買うとしたらGSRだと思ってました。理由は、一番「ガバだけど、ガバじゃない」から、オリジナルデザインから一番かけ離れた異形のガバだから、です。
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Posted by 水野。  at 17:48Comments(0)WA

2008年05月01日

次回予告。


 かなり時間が開いてしまいましたが、次回はコレ。コレです。
 近日公開予定。  


Posted by 水野。  at 21:42Comments(0)WA

2008年01月12日

しょーてぃー・ふぉーてぃ。



 ウェスタンアームズ謹製、S&W・Shorty.40でございます。初めてのWAがガバでもベレッタでもなくこれってどうなのよw 使用ごく僅かの美品、叩き合って1.3K円でゲット。……くっ、ちょっと高く付いた。
 でも欲しかったんですよ、これ。
 S&Wオートって好きなんですよ。ヨーロッパ現代オートみたいに、よく言えばアバンギャルド、悪く言えば「なんでこうなるの?」って意味不明のデザインでもなく、ガバメントみたいにゴツ過ぎ素っ気無さ過ぎアケスケ過ぎでもなく。スマートでスタイリッシュ、それでいていかついチャームポイントもあって、まさしく「これが『銃』」ってデザインじゃないですか。
 で、こいつはコンパクト/シルバーモデル。切り詰められたズングリムックリなスタイルが可愛らしいです。ブラックもあるけどシルバーを選択したのも大正解、S&Wオートはシルバーが似合います。が、よーく見るとそのシルバーが塗装丸出しでムラとかダマとか塗面荒れが結構……WAの表面仕上けはイマイチとは聞いてましたが、これ程とは。銃自体カッコいいからいいけどさ。

 さてS&Wオートのグリップと言えば「角材を握るが如し」と酷評されたりしますが、握った感触は意外に悪くない。確かに角ばってるけど太い訳ではないし、前面の滑り止めチェッカリングもよく効いてる。後ろが膨らんでないストレートグリップなんですが、半端な曲面でアシストしたりせず、手前で銃に合わせて握りやがれ、って潔さを感じます。実際、きちんと握ればピッタリ決まりますし、自分的には十分許容範囲。少なくともグロックよりは百倍マシだと思います(笑)。
 不安だったトリガーの位置も良好。引っかかりなくスパッと引けるダブルアクションのタッチがステキ。マガジンキャッチも何とか指が届く。スライドストップは残念ながら届かず……ですが、もうアメリカンオートじゃ諦めるしかないのかも。
 スライド引いた感触が妙にジャリジャリしてて、引き切った当たりがぐんにゃりしてるのはちと萎え。戻した時の「しゃきーん!」感はまあまあ。この点、これまで一番「がしゃっ!しゃきーん!」してるのがマルイのグロックってのはどういう事なのかと。いや確かに音はまんまプラスチックなんですが、感触の硬質感が。
 あと、セフティが固い!握ったまま親指でオンオフなんて絶対に無理。デコッキングの作動は完璧なのに勿体無い。それでもコツがあるのかも……と試行錯誤してたら、やっちゃいました。爪でガリッと。セレーションに見事に傷が……(しくしく)
 消せないにせよ、目立たないようにできんもんかとコンパウンドで磨いてみたら、ウエスが真っ黒に。こりゃーこのシルバーは本来の色合いじゃないな、と側面全体を一皮剥いてみたら、かなりテカテカになっちまいました。せっかくのマット風味が無くなって少し凹みましたが、綺麗っちゃ綺麗だし、ま、いっか。ちなみに傷は「多少」目立たなくはなりました。(しくしく)
 まあ、何にせよ好きな銃なんで、諸々の欠点も許せます。どうせ今じゃ純粋なS&WオートなんてWAのこいつの系列しかないしな!

 ズングリムックリ繋がりで、グロック26と並べて。

 ゴツめのコンパクトオートってステキ。  


Posted by 水野。  at 00:00Comments(0)WA